アンゴラ山羊(アンゴラの項目を参照)の毛のことです。光沢があり、絹のように細くしかも長くて強いのが特徴です。
1頭から採れるのは250gぐらいでしかなく、貴重な繊維の一つです。
コットンより吸湿性が良く、外気温度を直接伝えないため、夏用の服地として用いられています。
ちなみにキッド・モヘヤは生後6~7か月の子山羊の毛を指します。
アンゴラ山羊はトルコのアンカラ地方が原産地で、アンカラの旧称(アンゴラ)に由来した名称です。
現在ではトルコ、南アフリカ、アメリカ(テキサス)などが産出国になっていますが、南アフリカが世界一の品質と生産量を誇っています。